国際結婚をして夫婦のうち一人が外国人の場合、なんだか理不尽のようにも感じるけど日本で生活するにはビザが必要となっています。ではどうすれば良いのかを調べていくと、ある状況に気が付きました。
法務省は、配偶者(日本人)が現在日本在住という状況でのみ説明をしているということ。。
ちょっと待ってよ!我が家のように夫婦が現在海外在住の場合はどうすれば良いのか?そんな同じ状況で悩んでいる人へ、実際に僕が立ち向かった配偶者ビザの申請を自分でする方法を解説していきます。
配偶者ビザの申請を自分で済ませれば、費用は切手代くらいでほとんどかかりません。
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配偶者ビザの申請には日本在住である身内のサポートが不可欠
参照リンク →法務省:在留資格認定証明書交付申請(日本人の配偶者)
先ほど話した通り、法務省の説明はおそらく先に配偶者(日本人)だけ帰国して手続きをしなさいという意図があるみたい。
配偶者(日本人)だけ帰国して転入届をし、配偶者ビザの申請をすることもできるけど、現実的ではありません。だって配偶者ビザが下りないってことだって可能性としてはあり得るから。
では夫婦で一緒に帰国。とりあえず申請人(外国人)である妻は観光ビザで入国し、その後に配偶者ビザを申請する案はダメなのだろうか?そんな思いからいま現在在住している国にある日本国総領事館に問い合わせたところ、「ダメっすね」という返答を頂きシャットアウト。 。
仕方がないので、夫婦で海外在住という状況で申請を試みることとしました。
まず「在留資格認定証明書」というものの交付を目指して行動を開始することになります。 ところが海外在住の夫婦だけではどうにもならないものが4つもあることが判明。
- 配偶者(日本人)である僕の戸籍謄本の取得
- 404円切手(簡易書留用)を貼付した返信用封筒を用意する
- 入国管理局窓口に在留資格認定証明書交付申請を提出する
- 交付された在留資格認定証明書を僕たちのもとへ転送
上記4つは、日本にいないとできないこと。
特に僕の戸籍謄本は親族を代理人として本籍地のある役所窓口で取得も可能だけど、委任状を用意する手間がかかります。
一番確実で簡単なのは、頭を下げて両親に頼むこと。子供夫婦が帰国となれば、喜んでサポートしてくれるはず。うちの場合、妻と孫に会えるという理由が積極的にサポートする原動力になったのは間違いありません。
もしも在日の親族が不在なら、最終手段として業者に頼るということもできます。まずは諦めずに可能性を探るようにしましょう。
もう悩まない!【保存版】配偶者ビザ申請の分かりやすい手順
まず申請のための手順を話す前に、配偶者ビザを取得するまでどれくらい時間を要するのか?を理解しておくと良いでしょう。
もちろん必要書類をどれくらい早く準備できるか、また夫婦がどの国に住んでいるか等の状況で違いはあります。それでも1か月など短期間で手にすることは期待できないということは心に留めておくと良いです。現実的には2,3か月はみた方が良いのでは。
自分が思っていたよりも時間がかかるとストレスもかかります。できるだけ計画に余裕をみて、準備をすることで配偶者ビザ取得までストレスのない日々を過ごすことにつながります。
- 在留資格認定証明書交付申請のための準備 → 約1週間
- 日本の親元に書類の郵送 → 約1週間
- 在留資格認定証明書交付の申請 → 1日
- 在留資格認定証明書の交付 → 1ヶ月
- 日本から在留資格認定証明書を僕たちのもとへ郵送 → 約1週間
- 配偶者ビザの申請 → 1日
- 配偶者ビザの交付 → 約1週間
【手順1】
まずは夫婦でできることから始めましょう。そうすることで何が申請に必要で流れがどういったものなのかを理解できるようになるでしょう。そうなると親族にビザ申請について納得できる説明をすることができるのです。
この状況では夫婦だけでなく、第三者の協力と理解が不可欠。お互いに間違うことのないようにするために、夫婦でできることから始めるというのが理由になります。
始めに法務省:在留資格認定証明書交付申請書のページから、14番目の【日本人の配偶者等】・【永住者の配偶者等】・【定住者】という箇所で申請書を手に入れましょう。 【PDF形式】と【EXCEL形式】があります。
僕の場合は上のように、PDF形式を右クリックで保存してダウンロード。それをプリントアウトした紙に手書きで記述していきました。
在留資格認定証明書交付申請書の書き方
以下は願望ではなく、あくまでもこんな感じで書くんだよというサンプル。もちろん実際は赤字ではなく、黒字のボールペンで書きましょう。
全部で4ページあるけど、記述しなくてはいけないのは3ページまで。
そんなに難しくはないけど在留資格認定証明書交付申請書の1ページでの注意点は、3つ。
また万が一貼付した写真が剥がれたとしても、誰の写真なのか判断できるように裏面に名前を忘れずに記入しておくこと。
二度手間を省くという意味では写真を用意するときに、縦4cm×横3cmのサイズものと縦4.5cm×横4.5cmのサイズもの2種類を用意しておくと良いでしょう。前者は在留資格認定証明書交付申請書に、後者は配偶者ビザ申請に必要となるからです。
また在留資格認定証明書の交付後、3ヶ月以内に配偶者ビザ申請をし日本へ入国しないと在留資格認定証明書が無効になります。だから1年先とか近々に入国予定日がない場合、在留資格認定証明書の交付が下りない可能性もあるでしょう。
本当に配偶者ビザ取得を急いでいるならここは、「ビザ認可が下り次第」と記述すること。これでできる限り早く入国したいんですよ!といったニュアンスも含められ、忖度を促すことができるのです。
ここに記述するのは、いま現在日本にいる日本人の配偶者の親族と同居人になるからです。
大体が本人負担か身元保証人になるかと思うけど、金額が少ないと審査する方も疑問に思うので、10万円以上で申告しておけば問題ないでしょう。
また、我が家の場合は夫婦とも仕事を辞め、まだ就職先が未定の状態での申請。なので(9)から(11)は該当なしと記述し提出しました。
配偶者ビザ 身元保証書の書き方
在留資格認定証明書交付申請書が説明のように記述後、次に用意したいのが「身元保証書」というものです。
日本国政府としては、外国人のパートナーが在留中に何か問題を起こした時の経費と責任の所在を明確にしたいというもの。ここは当然、日本人の配偶者が身元保証人になっておくべきです。
以下が身元保証書の書き方になります。
保証人の住所は日本である必要はなく、いま現在の住所で構わないということ。
住民税の課税証明書及び納税証明書
さらに用意しなくてはいけないものに、「住民税の課税証明書及び納税証明書」があります。
これは申請人のものではなく、日本人の配偶者の納税証明書となっている点に注意。ただしこれは条件が日本に住んでいることが前提とされています。
そこで僕のように海外在住の場合はどうすれば良いのか?が分からなかったので、在留資格認定証明書交付申請をする予定の入国管理局の出張所に直接電話して聞いてみました。その方が、確実で信頼できる情報だと思ったからです。
入国管理局に聞いてみた結果、「いま住んでいる国で収めた最近1年の納税を証明できるものを提出してください」ということでした。なので、うちでは税金のことは税理士に頼んでいたので、税理士さんが作成した書類のコピーを用意しました。
書類は英語で書かれたものだったけど、特に日本語へ翻訳したものを用意しませんでした。それでも問題なく交付はされましたが、正直これが英語ではなく他の言語であったなら翻訳が必要だったのかは定かではありません。
それとうちの場合、夫婦で仕事を辞めて無職の状態で帰国する予定でした。なので当分の生活ができる蓄えがあるという証拠として「口座残高の証明書」も提出して下さいと言われました。これには銀行通帳残高のコピーを提出。こちらも日本語への翻訳を特に用意しませんでした。
日本人配偶者の世帯全員の記載のある住民票の写し
「住民票の写しを提出せよ!」ということですけど、海外移住の際に転出届を出してます。なので日本に住民票はなく、もちろん提出はできません。
この場合はどうするべきかも入国管理局に聞いてみました。その結果、「住民票がないことへの事情説明を一筆認めてください」とのこと。
そこで白紙を用意し、「現在海外在住で転出届も提出しているため、日本に世帯全員の記載のある住民票がありません。ですので住民票の写しを提出することはできません」という文章を書いて、在留資格認定証明書交付申請書と一緒に送付しました。
配偶者ビザの質問書「結婚に至った経緯の記入例」
夫婦で準備できることの中で僕が最も時間がかかったのが、質問書の記述。ここでは僕が提出した質問書の書き方のサンプルを紹介。
質問書も自分でダウンロードしたものを用意します。
最近でも偽装結婚で逮捕者が出たというニュースを見かけたましたけど、入国管理局はこの結婚が偽装かどうかを常に疑いの目で審査しています。というか、そのふるいにかけるため、この配偶者ビザ申請制度があるんです。
ここでは夫婦が初めて会ってから結婚届を出すまでのいきさつを記述していきます。普通にいきさつを書けば指定の用紙では行数が足りなくなることでしょう。むしろ行数が足りたとしたら、かなり疑われるのではないでしょうか。
特に結婚までの日数が少ないと書くことも少ないだろうし、そうなると疑われる傾向が強くなっても不思議ではありません。
また、いきさつの内容自体がありきたりで誰でも書けるようなものだと申請は却下されやすいでしょう。
僕はサンプルのように別紙で原稿用紙4枚ほどにいきさつを記載しました。
記述するべき内容は、日付など客観的事実と本人達でしか知りえないような心情も織り交ぜ、時には仕事で無数のいきさつ見てきて飽きているであろう入国管理局に興味を持ってもらえるような面白エピソードなども含みました。
そうすることでしっかり読んでもらえ、そうなると納得いく審査がしてもらえる確率が上がると考えたからです。
もちろん本人達には、「お互いの言語が理解できなくても愛さえあれば・・・」という考えがあったとしても、僕は理解できます。僕は理解できますけど、「本当に分かり合えているの?」という疑問も他人からすれば当然あるということは想定しておきましょう。
あとは外国人パートナーが退去強制されてなければ問題なし。
以上をすべて間違いなく記述して質問書を完成させます。
夫婦のスナップ写真
法務省のホームページによると、夫婦の容姿が確認できるものを2,3枚で十分ということ。でも、うちではフェイスブックなどで掲載した写真、カメラなどで撮影した写真を12枚ほどA4コピー用紙2枚にまとめて提出しました。
結婚式や子供の誕生日の写真、親族で集まったパーティーの写真なども混ぜて。もちろんオリジナルでなく、コピーでOKです。
海外で婚姻届けを出した場合の結婚証明書
うちの場合、日本だけに婚姻届けを出したから海外からは結婚証明書を取得することができません。どうしようと思い悩んでも仕方ないので、この件も入国管理局に聞いてみました。
すると、住民票の時と同じように「結婚証明書を取得できないことへの事情説明を一筆認めてください」とのこと。
これも同じく白紙を用意し、「日本で婚姻届けを提出しているため、妻の国で婚姻届けをする義務はありません。そのため、海外では婚姻届けを出していないので結婚証明書を提出することはできません」という文章を書いて、在留資格認定証明書交付申請書と一緒に送付しました。
もしも海外で婚姻届けを出し、結婚証明書を取得できる人は日本語への翻訳文を送付して提出するようにしましょう。
すべてが揃って日本へ向けて書類を発送する段階になったらもう一度、漏れや見落としがないか確認しましょう。やり直すことになるとその分、配偶者ビザ取得まで手間と時間が費やされていくので慎重に。
親族にお願いする在留資格認定証明書交付申請
【手順2】
夫婦ができないことはとは何か?また協力をお願いするからには準備を怠らず、理解しやすいように説明する必要があります。ここでは、そんな流れを解説するパートです。
うちの場合、父親にお願いし用意してもらったものは3つ。海外在住の夫婦だけではどうにもならないものでも説明した2つに加えて、もう1つ。それが、
- 日本人である配偶者の戸籍謄本の取得
- 404円切手(簡易書留用)を貼付した返信用封筒を用意する
- 申請を提出する親族と配偶者(日本人)との関係を示す戸籍謄本の取得
となります。3番目は僕の場合だと、書類を入国管理局の窓口に提出する【父親の戸籍謄本】ということです。
また、申請時に提出する人の身分照会をするので免許証などの身分証明書も所持して行くことを伝えておきます。
上記3つと夫婦から送られてきた書類をすべて持参し、在留資格認定証明書交付申請を受け付けている入国管理局に提出してもらいましょう。
一応、提出先は居住予定地,受入れ機関の所在地を管轄する地方入国管理官となっています。うちの場合、申請書の作成段階ではまだはっきりと居住予定地は決まっていませんでした。なので、親の住む本籍地を管轄する地方入国管理官署に提出してもらいました。
のちに想定外の大阪に移住することとしましたが、特に問題はありませんでした。在留資格認定証明書交付申請書に記載した上陸予定港の変更も問題ありません。在留資格認定証明書と一緒に送付されていた以下の紙にもそのことが言及されていました。
在留資格認定証明書交付申請が受理されたら
今まで解説してきた手順1と手順2をもれなく実行すれば、過去に日本で問題を起こしていない限りは無事に申請も受理されるはずです。
申請が受理されると、以下のことを地方入国管理官署から教えてもらえます。
- どこの入国管理局へ書類が送られ審査されるのか
- いつ頃に審査結果は判明するのか
- 進捗状況の確認、または不明な点の質問の問い合わせ先
- 申請受付票の受付番号
うちの場合は、「約2カ月後に審査結果は判明しますよ」と伝えられました。申請時期や申請場所によって待ち期間に違いがあるらしいけど、実際には伝えられたよりも短い約1か月で在留資格認定証明書が交付。
返信用封筒で親元に送られてきた審査結果の確認ができたら、すぐに海外の夫婦の元へすぐに在留資格認定証明書を送ってもらいましょう。
できるだけ手元へ急いで取り寄せる理由は、在留資格認定証明書が交付されてから、有効期限が3ヶ月となっているからです。その3ヶ月以内に日本へ入国しないと今までの準備が無駄となり、再度申請をやり直さないといけなくなります。
配偶者ビザを海外在住先の日本大使館又は総領事館に申請
【手順3】
いよいよ大詰め。日本から手元に在留資格認定証明書が届いたら、やっと配偶者ビザの申請ができる段階になります。
ここまでの過程でウンザリしているかもしれませんが、配偶者ビザ申請にもいくつか準備するものがあります。これはあなたの海外在住先によって違いがあるかも知れないので、日本大使館又は総領事館に問い合わせてみましょう。
今回は僕の場合、準備するものは以下でした。
- 申請人(外国人パートナー)のパスポート
- 申請人(外国人パートナー)のパスポートのコピー1枚
- 在留資格認定証明書
- 在留資格認定証明書のコピー1枚
- 配偶者ビザの申請書1枚
- 縦4.5cm×横4.5cmサイズの写真1枚
- 現在住んでいる国の居住ビザ(ID)のコピー1枚
例えば1番最後の居住ビザ(ID)のコピーに関していえば、夫婦で現在住んでいる国が妻の国ではなく第3国だったという理由かもしれません。
配偶者ビザ 申請書の書き方
配偶者ビザは申請書に記入することから始めましょう。すべて英語で書かれています。
日本大使館又は総領事館でもこの申請書は貰えるけど、事前にコピーを手に入れ記入しておくと申請に手間取られなくて済みます。
>> 配偶者ビザの申請書
そしてその配偶者ビザ申請書の書き方は以下のようになります。
必要事項を記入後に、用意していた縦4.5cm×横4.5cmサイズの写真をこの用紙に写真欄に貼りましょう。
もう1度準備した書類を確認し、日本大使館又は総領事館の窓口に提出し配偶者ビザを申請します。
すると申請後に以下のような受け取りに必要な用紙を貰いました。
そして約束の日に日本総領事館を訪ね、無事に配偶者ビザを貰うことができました!
配偶者ビザの在留期間は6か月、1年、3年、5年とあるらしいけど、妻には3年の認可でした。提出した書類の審査によって認可される期間に差があるようです。うちの場合、夫婦である期間が長いのが考慮されての3年の認可となったのでしょう。
また、配偶者ビザで不許可の確率は定かではないですが、正当な理由があれば、かなり少ないのではないのかと推測されます。
これで入国の準備ができ、あとは到着予定日まで数えるだけとなりました。
ここまでの手順を読んで、「こんなに面倒なの?」と思われても不思議ではありません。僕も実際、同じように感じました。でもこの過程をやり遂げないことには、妻は日本で生活できません。
配偶者ビザの申請に自信がない人はお金をかければ、専門の業者の人が手伝ってくれるでしょう。でも、僕でも出来ました。あなたは僕のことを知らないので信用できないかもしれませんが、面倒で時間もかかるけど申請自体は難しくありません。
今回は僕と同じ状況にいるあなたに少しでも役立つよう、実践した手順を書き残しました。
これであなたとあなたのパートナーが日本で一緒に生活できることを願っています。
配偶者ビザの申請方法に関するQ&A
ここでは当サイトへの訪問者の方からの質問にお答えしています。
僕は専門家ではないので、あくまでも経験者としての立場で質問にお答えします。
何か質問がありましたら、こちらまで→お問い合わせ
結婚に至った経緯について書き方
質問者Aさん
現在○○に4年間在住していますが、夏から秋頃を目標に、○○である夫と共に日本に完全帰国予定です。
そこで、自分自身で夫の配偶者ビザの申請をしようとしている際、こちらのサイトを見つけたので日々色々と参考にさせていただいております。
現在、質問書内の「結婚に至った経緯について」の部分で悩んでいるため、そちらについてアドバイスをいただけないかと思いご連絡させていただきました。
経緯を記述するにつき、2年間の交際後に籍を入れたので記述する内容自体は色々頭に浮かぶのですが、どのような形で記述するべきか悩んでおります。
例えば、文章だけだとただ長くなるだけかなと思ったので、年表のような形で出してもいいのか、しかし正式な書類としてそのような形は望ましくないのか、、など、小さな悩みではあるかもしれませんが、インターネットでどんなに調べても細かい記述までは出てきませんし、納税書類系で不利なことが私達には多いので、せめて質問書に関してはできるだけ確実にビザの申請まで辿り着けるようにしたく、何かご存知であれば教えていただければ幸いです。
よろしくお願い致します。
オト
ですので、これが必ず正解というものは正直僕にも分かりません。
なので僕がどう記述したか?についてをお話します。
まず質問書の目的は?と考えると、Aさん夫婦の関係が偽造結婚であるかを見極めたいというのがあると思います。
ということは、偽造結婚と本当に結婚した人の違いが文面から伝わるようにしたいのです。
その違いを見せられるのは、上辺だけの文章ではなく、本人たちしか知りえないありきたりではない内容だと考えています。
年表ですと誰でも書けそうな気もします。
他の提出書類でも夫婦の流れは政府の人も把握できると思います。
それらと内容が違わないように書くことにも気を付けます。
今回は「結婚に至った経緯について」なので、Aさん夫婦が出会った日からお互いの心情も織り交ぜて、記述していくと良いと思います。
例えば、
————————————
出会った当初の夫に全然興味がなかった。
なぜなら…。
ところが次第にAという行動やBという考え方をする人なんだと気付いたら、知らない間に毎日夫のことを考えている時間が増えていった。
一方、夫の方は初めて出会った日から私と結婚するんじゃないかと感じ取っていたそうです。
なぜなら…。
そんな夫について親友のC子に相談すると、夫は私のお父さんにXXXなところが似ているそうです。
言われてみれば…
だから彼に惹かれるのかしら
プロポーズの時は初めて出会ったXX通りのXXというお店。あの時と同じように今も変わらない笑顔の夫の一生側にいたいと思い、結婚を決心しました。
————————————
といった感じで詳細に記述してみてはいかがでしょうか?長文になると思います。
正直、読んでる政府の調査する人も全文読んでいるとは思えません。仕事で毎日長文を読んで飽きていると考えて良いでしょう。
だからこそ時折、面白い話なども織り込んで、読んでいる人を飽きさせない内容を挟み込むのも良いかもしれません。
流し読みの中でお二人の結婚について、いくつかの印象的な文章が伝わればよいのです。
「結婚に至った経緯について」なのでメインを出会いから結婚まで。少しだけ結婚後も結婚前と変わらない想いであるという記述。
そんな文章構成にしていけば、質問書内「結婚に至った経緯について」の申請は問題がないのではと考えています。
これがAさんのお役に立てたら良いのですが。頑張ってください。
日本に完全帰国へ2つの質問
質問者Bさん
現在、夫と4人の子供達と○○○に住んでいます。夫は○○○出身ではないですが、○○○○の永住権を持っています。子供達は○○○の国籍で日本国籍は持っていません。
説明が長くなりましたが、後に日本に完全帰国しようと思っています。そこで2つ質問があります。
1つ目は、書類は夫と子供達の分を5人分用意しなければいけないのでしょうか?それとも、1枚でできるのでしょうか?
2つ目は、いよいよ最後で配偶者VISAの申請の段階になったら「現在住んでいる国の居住ビザ(ID)のコピー1枚」というのは、夫のものですか?それとも私のものですか?
上手く説明が出来なくて申し訳ないのですが、お答え頂けたら嬉しいです。お返事お待ちしております。
オト
2つ質問があります。
1つ目は、書類は夫と子供達の分を5人分用意しなければいけないのでしょうか?
それとも、1枚でできるのでしょうか?
5人分用意しなくてはいけないと思います。
お子様も日本国籍ではないということですので。
2つ目は、「現在住んでいる国の居住ビザ(ID)のコピー1枚」というのは、夫のものですか?それとも私のものですか?
旦那さん、もしくはお子様のものです。
確かにここは勘違いしやすいところですが、
申請はあくまでも日本人の配偶者のビザ取得のためのものです。
政府が知りたいのは、日本国籍を持ったBさんではなく、「旦那様やお子様のことについて」です。
回答がお役に立てたら、幸いです。
国際結婚 配偶者ビザについて
質問者Cさん
国際結婚、配偶者ビザについて調べているところただいまブログにたどり着くことができ、色々勉強させていただいています!!
オト様の場合海外からの申請という事と、すでにご結婚されていたという事で状況が違うのですが、もしアドバイスや知っている事があれば教えていただきたいと思いメッセージさせていただきました。
国際結婚、配偶者ビザに関してのブログは沢山みましたが、お問い合わせという形が出来ることに大変うれしく思っております。ありがとうございます。
私たちは今○○と日本の遠距離ですが、今回日本で籍を入れて配偶者ビザを取得し日本で生活したいと考えています。
私は現在日本にいるので、彼が来てからなるべく早く結婚手続きと配偶者ビザができればと思い色々と調べているのですがわからない事がありすぎて、不安です。
ブログで、奥様が観光ビザで入国し配偶者ビザを申請するのはダメと拝見しましたが、私たちの場合も観光ビザで入国し、結婚手続きをし、配偶者ビザを申請するのもダメなのでしょうか?
その場合在留資格認定証明書を取得してから彼を入国させるのがよいのでしょうか。。。
結婚の手続きはさほど難しくない気がしますが、ビザの書類は不明な点が沢山ありアドバイスいただけると幸いです。
日本人配偶者の収入証明2年間分年収200万以上という書類ですが、去年日本に帰国しため2年間分の収入証明がないことと、本来○○に戻る予定だったため正社員で働いていなかった事、アルバイトや契約社員では難しいという情報を見たこと。
外国人配偶者の日本語能力証明ですが、彼は日本語が挨拶程度しかできません。今現在はすべて納付してありますが、年金を滞納した経験がある。
この点が申請するにあたって、難しいのではないかと大変不安です。
これらの点が自分たちでは対処できないのであれば、行政書士のかたにお願いしようと考えていますができれば自力でやりたいと考えています。
なにかご存知の範囲でアドバイスいただけたら幸いです。
またこのような質問をする機関はどこが一番いいでしょうか?。。。。
お忙しい中最後まで目を通していただきありがとうございました。
オト
「ただいまブログ」管理人のオトです。
Cさんのおしゃる通り、僕と状況が違うのですが、できる限りお答えします。
私たちの場合も観光ビザで入国し、結婚手続きをし、配偶者ビザを申請するのもダメなのでしょうか?
結論から言ってダメだと思います。
観光ビザで入国し、結婚手続きはできると思います。うちもそうでしたから。
ただ、配偶者ビザ申請は無理なのではないでしょうか。
というのも在留資格認定証明書を取得してから、配偶者ビザ申請という手順があるからです。
外国人パートナーの国にある日本の大使館又は総領事館で配偶者ビザ申請をします。
流れからいって、結局は一度国外に出ることになると思うので。。
その場合在留資格認定証明書を取得してから彼を入国させるのがよいのでしょうか。。。
そうですね。
留資格認定証明書を取得できたら、彼がその証明書を大使館又は総領事館に持って行き、配偶者ビザ申請するという流れだと思います。
彼は日本語が挨拶程度しかできません。
これはうちの妻も同じ程度なので問題ないと思います。
ただ収入証明書はやはり大切だと思います。国に頼らずに生計が立てられるのか?を見ていると思います。
またこのような質問をする機関はどこが一番いいでしょうか?。。。。
https://www.immi-moj.go.jp/soshiki/index.html
上記でCさんが住む場所の管轄(留資格認定証明書申請をする場所)へ問い合わせをすると質問に答えてくれます。
実際に僕も疑問に思ったことをまとめてから電話で問い合わせをしました。
しっかりと回答していただけますよ。
ただ気を付けるのは時間帯。お昼に1時間くらい休憩で電話には出てくれません。。
受付時間が平日という点も考慮してください。
これがCさんのお役に立てたら良いのですが。頑張ってください。
お礼
質問者Dさん
オトさんのサイトが大変大変参考になりました。
今回初めて申請が必要になり大変助かりました。
夏に日本に帰るのでどこかですれ違うかもしれませんね!
お礼まで。
オト
メールありがとうございます!
少しでもお役に立てたのなら、あの記事を書いた意味があります。
どこかですれ違えたら良いですね。
海外に住んでいる場合の在留資格認定証明書の申請方法
質問者Eさん
言葉、文化、習慣の違いから酷くストレスにが溜まり、心身共に疲れ果てていたある日、旦那が一時日本へ帰国しようかと言ってくれました。
結婚は私の家族から大反対されていて、二度と日本に帰ってくるなと言われたくらいです。
日本へ二人で行く計画をたてていますが、私の日本の家庭の事情等あり、頭を悩ませております。
在留資格認定証明書の代理申請を私の日本人にいる親、姉弟ではなく、日本に住んでいる旦那の兄、つまり私の義理の兄に頼もうかと考えていますが、可能なのでしょうか?
このメールを作成するまえに、入管からの私の質問回答メールが届きました。そこには日本人配偶者の親姉弟のみが在留資格認定証明書申請を代理で行うことができる、とありました。
解釈が本当に難しいです。どうかご回答頂けたらと藁にもすがる思いで一杯です。どうか宜しくお願い致します。
オト
「ただいまブログ」管理人のオトです。
親、姉弟ではなく、日本に住んでいる旦那の兄、つまり私の義理の兄に頼もうかと考えていますが、可能なのでしょうか?
これはもう一度、入管に問い合わせた方が確実だと思います。
お力になれなく、申し訳ないです。
質問者Eさん
在留資格認定証明書の申請代理人には誰がなれるのか?日本に住んでいる配偶者の兄弟姉妹は申請代理人になれるのか?
電話での回答はNOでした。
しかし納得のいかない私は再度入管にメールで問い合わせをしました。
入管からの回答は、配偶者の六親等以内の親族あるいは三親等以内の姻族が申請代理人になることができるというものでした。
つまり、三親等以内の姻族とは配偶者(夫)の両親、祖父母、兄弟姉妹等を指します。
それでは何故電話での口頭質問に入管はNOとの回答を出したのか、これまた納得のいかない私は再び入管にメールしました。笑。
今朝回答が届いていました。混乱させて申し訳ない、日本に住んでいる配偶者の兄弟姉妹でも申請代理人になることができるとの内容でした。
何か疑問に思うことがあったら、自分が納得するまでしつこく質問することが大事だとおもいました。
私の経験も、少しでも同じような境遇の方の参考になれば幸いかと思っております。
ありがとうございました。
オト
きっと同じような境遇の方の役に立つと思います。
本当に納得いかなければ諦めずに、何度も問い直す。
僕が海外で学んだことの1つです。
申請に使うハンコは実印でなくてもいいのでしょうか?
質問者Fさん
○○○○人の夫と日本に永住めざして帰国することになったのでオトさんの記事、とてもたすかります。
本当にありがとうございます。
質問はハンコについてなのですが、ハンコは実印でなくてもいいのでしょうか?
全くハンコをもっていないのでこの機会に購入して送ってもらおうと思っていますが、実印登録まではできないので、普通のハンコでいいことを祈っています。
オトさんのブログを今日発見いたしましたがこれからもよろしくお願いいたします!
オト
「ただいまブログ」管理人のオトです。
ハンコは実印でなくてもいいのでしょうか?
実印でなくて、三文判などの認印で大丈夫でした。
正直、シャチハタでも問題ないかなとは思っています。
ブログの情報がFさんのお役に立てたら幸いです。
先日不許可になりました
質問者Gさん
こちらと同じ海外からの帰国組でしたので、ブログを参考に
させていただきました。
先日不許可になり、イミグレに理由を聞きに行きましたら
帰国組でも無職はダメということで、箸にも棒にもかからないと
言われました。
迷いましたが、これ以上私のような被害者をださないために
ご連絡した次第です。
オト
「ただいまブログ」管理人のオトです。
先日不許可になり、イミグレに理由を聞きに行きましたら
帰国組でも無職はダメということで、箸にも棒にもかからないと
言われました。
それは残念です。。
しかし、無職はダメというのは真実ではありません。なぜなら、それが真実なら、僕はいま家族と日本に住んでいないので。なので不許可になったのは、おそらく別の理由でしょう。
迷いましたが、これ以上私のような被害者をださないために
これはあまりにもGさんは被害者意識が強いのかな、と思います。
なぜなら、Gさんは帰国がしたくて、そのための情報を求めて僕のサイトへ訪れたのだと思います。
僕はGさんのお宅を訪れ、「配偶者ビザの申請方法」を伝えていません。また強制もしていません。
配偶者ビザの申請をしようと決断をしたのは、Gさんです。
もし仮に「配偶者ビザの申請方法」の情報を求めてネット検索した結果、方法が見つからなかったときは、結局日本へは夫婦で帰国できなかったでしょう。
その逆に情報がなかったことで、本当は配偶者ビザ取得をできるはずだった人が、そのチャンスを失うこともありえるでしょう。
「配偶者ビザの申請方法」を知ることで結果は2つありますが、知らないことで得るのは配偶者ビザ取得ができないという、1つの結果しかありません。
誰も申請する前に結果がどうなるか分かりません。僕もそうでした。
望んではいませんでしたが、当然結果が駄目だったプランも用意しました。
Gさんがどんな人生を送ってきたのか分かりませんが、僕の人生は良いことばかりではありません。ただし自分が納得のいくよう、自分の人生なので決断はいままでずっと自分でしてきました。
またいつかGさんが申請したときには、別の結果が訪れることを願っています。
お礼です!
質問者Cさん
以前〇〇人の夫のビザ取得のためにお世話になったCです。
オトさんの大変親切で詳しい記事に助けられ、私たちも〇〇〇〇に居ながらにして在留資格認定証明書を取得することができました。
1か月と10日くらいで発行されました。
おかげさまで、ビザは〇〇でたったの2日でできました。
来週の〇〇日に成田到着の予定です。
愛猫はまだ180日の待期期間に至ってないので〇〇月の到着になりますが、こちらの記事も大変参考になりました。
もうすぐなので住処を探し始めています。またいろいろと質問が出てくると思いますが、その時はよろしくお願いいたします。
オトさん本当にありがとうございました!これからもよろしくお願いいたします!
オト
在留資格認定証明書を取得することができました。
それは良かったですね!
ブログの情報がCさんのお役に立てたら幸いです。
数年後に体験する予定
質問者Hさん
初めてご連絡させて頂きます。題名にあるように、オト様が体験された配偶者ビザについての手続きをそっくりそのまま数年後に体験する予定の者です。今から情報を集めようと思いパソコンにかぶりついていたところオト様のブログに辿り着きました。
本当にわかりやすく、私が疑問に思っていたこと全ての答を見つけることができました!今のところ質問があるわけではないのですが、とにかくこんな素晴らしいブログを書いて下さってありがとうございます、とお伝えしたくてついメールを送ってしまいました。
これからもオト様のブログ楽しみにしています!
オト
本当にわかりやすく、私が疑問に思っていたこと全ての答を見つけることができました!
そう思ってただければ、ブログを書いた意味があります。
また嬉しくなるメールありがとうございます!
将来、Hさんのお役に立てたら幸いです。
参考にさせていただきました。
質問者Iさん
こんにちは。
現在に〇〇〇住む日本人妻です。
この度、家族で日本に移住するにあたり、こちらのブログを参考にさせていただきとても助かりました。
もし、他の方にも参考になれば幸いと思い、メールさせていただいております。
うちの場合、主人は△△△△出身ですが、〇〇〇国籍も取得した二重国籍保持者です。
△△△△と〇〇〇でパスポートの名前も違います。
結婚時は△△△△人として手続きをし、戸籍の配偶者欄にも△△△△国籍△△△△名で記載されました。
しかし、もう△△△△には住んでおらず、△△△△の結婚証明書を取得するのが困難と思われた為、ビザ申請は〇〇〇国籍〇〇〇名で進めたいと思いました。
まずは領事館に申出書を提出し、戸籍の配偶者欄に、主人の〇〇〇国籍取得と〇〇〇名の追記をお願いしました。
申出書提出から約1ヶ月半でその旨が追記されましたので、日本に住む母に頼んで✕✕出張所へ書類一式提出してもらいました。
在留資格認の申請書には、二重国籍と記載するような箇所はない為、全て〇〇〇国籍〇〇〇名で記入し、一応、過去に△△△△パスポートでも日本に入国したこともあると書き足しました。
受付の方に、書類はこの後◇◇に送られ、許可が下りるまでだいたい2〜3ヶ月かかると言われました。
すでに3ヶ月後の航空券の手配をしており、さらに今年は10連休もあったので間に合うか心配していたのですが、約1ヶ月後に無事3年の在留許可が下りました!
△△△△側の書類を要求されたらどうしようとかとても不安になっていましたが、問題なく許可が下り本当に良かったです。
移住にあたり、準備は色々ありますがビザが1番の心配で、許可が下りたことで一気に現実的になった気がします。
こちらのブログは記入方法や他の方の体験談など、とても参考になり大変感謝です。
ありがとうございました!
オト
ブログは記入方法や他の方の体験談など、とても参考になり大変感謝です。
ありがとうございました!
嬉しくなるメールありがとうございます!
在留許可が降りて良かったですね。
404円の切手付きの返信封筒は日本の住所にしたほうがいいですか?
質問者Jさん
とても参考になるブログありがとうございます!今こちらを見ながら準備を進めています。他にはこんなに情報が得られるものがないのでとてもありがたいです。
質問ですが、404円の切手付きの返信封筒は日本の住所にしたほうがいいですか?それとも今いる海外の住所にした方がいいですか???
オト
頂いたメールに返信できなかったのでこちらで回答しますね。
Jさんがどこにお住まいか分かりませんが、
おそらく404円の切手で海外へ封筒が届くと思われます。僕は試したことはないので、申請時に直接聞いた方が良いと思います。海外でも良いとも思えますが。